投資、トレードの世界で成功する人(稼げる人)と失敗する人(損をする人)の間には、ノウハウ云々以前の『ある決定的な違い』があります。

どんな世界でも、そこで成功できる人と、成功できない人に分かれてしまうものですが、投資、トレードの世界における「成功できる人」と「成功できない人」の決定的な違いは何なのか。

今回の講義では、その成功と失敗を分ける「要因」について言及してみたいと思います。

投資、トレードで成功する人、失敗する人の決定的な違い。

極端な話、投資、トレードの世界は、有効な「稼げるノウハウ」さえマスターしてしまえば、あとはそれに沿った売買を行っていくだけで「稼ぐ事」は出来てしまいます。

最終的に投資やトレードで稼ぐ事ができるようになった状態を「成功」と定義するのであれば、結局のところ、その「成功」を手に出来るかどうかは『有効なノウハウを自分のモノにできるかどうか』だという事です。

逆に相場の世界における「失敗」は、その運用資金を失ってしまうような状況や、有効なノウハウをモノにする前の段階で相場の世界で稼ぐ事自体を諦めてしまうような状況にあたると思います。

そのような定義を前提とする、相場の世界における「成功」をモノに出来る人と、成功をモノにできずに「失敗」に終わってしまう人、それぞれに共通して見られる「決定的な違い」は、『投資、トレードの世界において成功を左右する要因に他ならないもの』と言えなくもありません。

では、そこにどのような決定的な違いがあるのかと言うと、投資やトレードで有効なノウハウを見つけ出し、それを実際にモノにできている人は、以下のような2つの要素を兼ね備えている傾向にあります。
 

・地道な検証と研究をひたすら行える「根気強さ」
・常に最悪の可能性を想定、追求していく「慎重さ」

 
相場の世界で成功している人は、有効なトレードノウハウを見つけ出すまでの徹底的な「研究」や「検証」を続けられる『根気強さ』と、そのようなノウハウを試行錯誤していく時点から常に「最悪の可能性」を想定、追求していく『慎重さ』を兼ね備えている傾向にあるという事です。

あらゆる手法、あらゆる指標、あらゆる売買ルールを用いた検証や研究を重ねていった上で「有効なノウハウ」をモノにしていく傾向にあり、決して「相場の状況」や「自身の手法の有効性」などを楽観的には捉えません。

根気強く、且つ慎重に本当に有効なノウハウをモノにできるまで、相応の検証と研究を何度も何度も繰り返し、常に最悪の可能性を想定、追求して投資、トレードを行っていくわけです。

逆にそのような「根気強さ」や「慎重さ」に欠ける人ほど、有効なノウハウをモノにする以前の段階で運用資金の多くを失うような状況に陥ってしまう傾向にあります。

やはり有効なトレードノウハウをモノにするには、地道な研究、検証、実践が伴う事になりますので、それを続けられる「根気強さ」は必要不可欠です。

そして、その途中過程や、いざ有効なノウハウをモノにした後においても、相場の世界に「絶対」はありませんので、常にあらゆる可能性を想定、追求していく「慎重さ」も欠かせません。

つまり、自らの手法や相場の状況などを楽観的に捉えてしまい、その検証や研究が不十分であるほど、大きく負けてしまうような場面に直面してしまう可能性が高くなるわけです。

投資、トレードの世界で「成功を掴める人」は『有効なトレードノウハウをモノにできる人』であり、そこに至る前に挫折してしまう人、大きな損失を生んでしまう人などが「成功を掴めない人」にあたります。

その「成功」と「失敗」の要因は「そのような有効なノウハウをモノにするまでのプロセスにおいて必須となる『根気強さ』と『慎重さ』の有無に他ならない」という事です。

有効なノウハウをモノにするまでの「根気強さ」と「慎重さ」こそが必要不可欠。

実際に「成功」を手にしている投資家、トレーダーは間違いなく「有効なトレードノウハウ」をモノにして実践しているため「それをモノにできるだけの『根気強さ』と『慎重さ』を兼ね備えていた」と考えられます。

逆に「成功」を手に出来ずに挫折してしまったような人は、有効なトレードノウハウをモノにする前段階で大きな損失を出してしまい、相場で稼ぐ事自体を諦めざるを得ない状況に陥っているんです。

要するに、相場の状況や自らのトレード手法を楽観的に捉えてしまう人ほど大きく負けてしまう可能性が高く、そこを決して楽観的には捉えず、慎重に、そして地道な検証などを根気強く行える人が「成功」を手にしているという事です。

ただ、ここで言及したような『有効なトレードノウハウをモノにする』というプロセスは「既に確立された有効なトレード手法を学ぶ」という道を辿ることで、その手間、労力、時間等を大幅に短縮する事が出来ます。

もちろん、その場合においても「本当に有効なノウハウ」を探し出し、それをしっかりと検証して「有効性を確かめる」などのプロセスは必要となりますが、1から有効なノウハウを確立するほどの手間と労力はかかりません。

とは言え、それでも「そのノウハウが本当に有効なものなのか」をしっかりと検証していく段階での『慎重さ』は不可欠であり、そのようなノウハウを見つけ出すまでにも最低限の『根気強さ』が、やはり必要となってきます。

すでに確立されたトレードノウハウを頼りにしていく場合においても、やはり相応の「根気強さ」と「慎重さ」が求められるという事です。

▼ 本当に有効な「確立されたノウハウ」を最短で見つけ出す方法。

ここで言及したような「確立されているトレードノウハウ」においては、

・長期的に相場の変動を狙っていく投資手法
・短期的な値動きを狙っていくトレード手法
・ファンダメンタル重視の手法
・テクニカル重視の手法

など、その「トレードスタイル」や「相場を捉える手段」が手法によって全く異なりますので『自分に合ったスタイルのトレード手法を選ぶ事』が、その後の「実践」に大きく影響してくる事になります。

長期運用を前提とする投資手法は「ファンダメンタル分析を重視するスタイル」となり、短期運用を前提とするトレード手法は「テクニカル分析を重視するスタイル」となる傾向から、

『どちらに重きを置いた手法が自分に合っているか』

が重要なポイントとなってくるんです。

ただ、私個人の見解として「ファンダメンタル分析」が伴う手法は、多かれ少なかれ、そこに「裁量」にあたるものが介入してしまうため、どんなに有効なノウハウでも、その再現性には「個人差」が生じてしまいます。

対して、私がこのブログで追求している「テクニカル分析のみを前提とするトレード手法」なら、そこに「曖昧なルール」が無ければ、まず、その再現性に個人差が生じる事もありません。

加えてテクニカル分析のみを前提としたエントリーのルールや決済、損切のルールなどが全て明確かつ明解なトレード手法であれば「有効性の検証」も容易に行えますので、その判断に迷う事もなくなります。

逆に、そこに「曖昧なルール」が存在するほど、その「有効性の検証」も困難になってしまうんです。
 

実際に『有効なトレードノウハウ』として世に出回っている「情報商材」などをはじめとするトレードノウハウの大多数は、あえてその「曖昧な要素」を介入させる形で成立している傾向にあります。

まさに、その「曖昧な要素」によって『逃げ道』を作り、その有効性を明確には判断できないようにしているんです。

そこに「曖昧な要素」が無ければ、そのノウハウが有効か否かは、そのトレードルールを検証する事で明確になってしまうため、あえてそこを「明確」にはできないようなルールを提唱しているという事です。

 
よって「すでに確立されている有効なトレードノウハウを見つけ出し、それをモノにする」という道を辿り、とにかく「最短」で本当に有効なノウハウをモノにして成果を上げていきたいのであれば、


・テクニカル分析のみによってトレードを行う手法である事
(ファンダメンタル分析を度外視しても「勝てる手法」である事)

・そのトレードルールが完全に明解である事
(トレードルールに一切の「曖昧さ」が無い事)


このような2つの条件をクリアしているトレードノウハウを「検証」や「実践」の対象にしていく事をお勧めします。

自ら有効なノウハウを1から確立していくというなら、自分なりのファンダメンタル分析を前提とする裁量判断などを加えてくのもアリかもしれません。

ですが、既に確立されている「ファンダメンタル分析ありきのノウハウ」は、ほぼ間違いなく、それを提唱している人と自分との裁量判断などに差が生じるため、その「再現性」にも差が生じてしまう可能性が高くなります。

すでに確立されている有効なトレードノウハウは、それを「完全なトレース」できてこそ意味があり、逆に完全なトレースが出来なければ意味がありません。

そこに「裁量の余地」が介入してしまうファンダメンタル分析ありきの手法や、そこに曖昧なルールが存在するような手法などは「有効性の検証が困難」という点も含めてトレースの対象にするべきではないという事です。

ちなみにですが、ファンダメンタル分析を一切介入させる事のない『テクニカル分析のみによるトレード手法』であれば、その有効性を限りなく「最短」に近いルートで判断する方法があります。

というのも、そのトレードノウハウが本当に『テクニカル分析のみによって勝つ事ができるノウハウ』なのであれば、そのトレードルールは「テクニカル分析の本質」に基づくものになっていなければなりません。

故に、そのトレードノウハウの有効性は「それがテクニカル分析の本質に基づく条件を満たせているかどうか」の検証によって容易に判断する事ができます。

その「条件」については、以下の講座で言及していますので、興味があれば併せて参考にしてみてください。

>テクニカル分析の本質に基づく「本当に有効なトレードルール」の条件とは。

投資、トレードで成功する人、失敗する人の考察。まとめ

相場の世界で「成功」するには、実際に「勝ち続ける事(稼ぎ続ける事)」が出来る有効なトレードノウハウをモノにする必要があり、そのような有効なノウハウをモノにできるかどうかは、

・地道な検証と研究をひたすら行える「根気強さ」
・常に最悪の可能性を想定、追求していく「慎重さ」

この2つの要素を兼ね備えているかどうかで、その明暗が分かれていると言っていいと思います。

そのような「有効なノウハウ」をモノにするまでの間に、トレードを継続する事自体が困難となってしまうレベルの大きな損失を生んでしまうような人は、やはり、そこに『根気強さ』や『慎重さ』が足りていなかったと言わざるを得ません。

相場の世界で「成功」を手にしたいのであれば『決して相場の状況や自身のトレード手法を楽観的に捉えてはならない』という事であり、『相場には常に慎重な姿勢で根気強く向き合っていく必要がある』という事です。

その上で「既に確立されている有効なノウハウを学んでモノにしていく」という場合に「最短」で成果を上げていきたいのであれば、

・テクニカル分析のみによってトレードを行う手法である事
(ファンダメンタル分析を度外視しても「勝てる手法」である事)

・そのトレードルールが完全に明解である事
(トレードルールに一切の「曖昧さ」が無い事)

上記のような2つの条件を満たしているノウハウこそが、その対象として適したものと言えます。

ファンダメンタル分析が伴うトレード手法は、多かれ少なかれ、そこに「裁量」にあたるものが介入してしまう可能性が高く、また、そこに「曖昧なルール」が存在するほど、その「有効性の検証」も困難となってしまうからです。

 
以上、本講義では「相場の世界で成功できる人とそうではない人の違い」について講義させて頂きました。

今回のテーマに関連する講義も他に幾つかございますので、よろしければ併せて参照してみてください。

>テクニカル分析の本質について。

>テクニカル分析の本質に基づく「本当に有効なトレードルール」の条件とは。

本講義の内容が、少しでも今後のあなたの資産運用のお力添えになれば幸いです。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。