FXやトレードを「専業」でやっているようなトレーダーは、いわゆる「マルチモニター」でたくさんの画面を見てトレードをしているイメージがあるかと思います。
ですが、実際に必要なマルチモニターの数(画面の数)は、トレードの「対象」や「手法」で変わってくるため、必ずしも複数のモニター(画面)が必要になるわけではありません。
上記のマルチモニターの画像(6画面)は、ネット上から適当に拾ったもので、私が実際に使っているモニターというわけではありません。 |
では具体的に、どういったトレードを行っていくような人が複数のモニター(画面)が必要になるのか。
ここでは、投資スタイル、トレードスタイルに応じて必要となるマルチモニター(画面)の「数」について考察していきたいと思います。
FX、トレードに必要なマルチモニター(画面数)の考察。
そもそも5台、6台と多くのマルチモニターを使っているようなトレーダーが「何を見ているのか」と言うと、大抵は、複数の「銘柄」や「投資対象」のチャートを見ています。
よって、あえて複数のマルチモニターが必要になるのは「複数」の銘柄や投資対象に同時に投資を行っていくような場合であって、そうではない場合はそこまでたくさんの画面は必要はありません。
具体的に言うと、
・たくさんの銘柄の株を同時に売買する ・たくさんの通貨ペアを対象とするポジションを同時に建てる ・株、為替、仮想通貨などを対象に同時にトレードを行う |
このような場合には、それなりに多くのモニター画面が必要になると思います。
やはり、実際の売買(トレード)の対象となっているもののチャートは「監視」する必要がある場合がほとんどだからです。
逆に複数の銘柄や通貨ぺア、投資対象で同時に売買(トレード)を行うわけではないなら、いざ画面上に表示させる必要があるのは、
・実際に取引(トレード)を行っている投資対象のチャート ・投資対象となるものの実際の取引画面(注文画面) |
この2つくらいかと思います。
またMT4(メタトレーダー4)のようなチャート解析と取引を併せて行えるソフトを利用しているなら、これらは併せて1つの画面上で行えるはずです。
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その上で、テクニカル分析の「手法」によっては、
・投資対象となるものの複数の時間足チャート ・投資対象となるものと相関性のあるチャート ・別枠で表示されるオシレーター系のインジケーター |
これらを幾つか監視する必要があるものの、これらについては「1つの画面上にそれぞれのチャートを分けて表示する範囲」で十分ではないかと思います。
イメージは以下のような感じですね。
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ただ、このような複数の時間足チャートを、複数の銘柄や通貨ペア、投資対象ごとに1つの画面上に表示させるのは無理があると思います。
故に、複数の銘柄や通貨ペア、投資対象を「同時」に売買(トレード)していく場合には、それぞれの複数の時間足チャートを表示させる上でも、複数のモニター画面が必要になわけです。
モニター画面は同時に売買(トレード)を行う「対象数」に応じて。
ちなみに私は複数の投資対象を同時に売買(トレード)するような事はまずないため、トレードに複数のモニター画面を使うような事はしていません。
また、私のトレード手法は、複数の時間足チャートやインジケーターを同時に監視するようなテクニカル分析を主体としているわけでもないため、
・実際に取引(トレード)を行っている投資対象のチャート ・投資対象となるものの実際の取引画面(注文画面) |
この2つを1つの画面上に分けて表示させるか、大抵は「チャート」の方を表示させておいて、必要に応じて取引画面の方を表示させて注文を出すような流れでトレードを行っています。
ただ、私の場合は本業の方の作業(コピーの執筆など)を同時に行っている事が多いため、
・トレード用のモニター画面(1つ) ・本業用のモニター画面(1つ) |
このような用途で2つのマルチモニターを利用しています。
いずれにしても「トレード」に関しては1つのモニター画面で十分なため、
・複数の投資対象を同時に取引(トレード)するような事は無い ・複数の時間足チャートを監視するような必要も無い |
このような人であれば「トレード」そのものにマルチモニター(複数の画面)が必要になる事は無いと思います。
その上で、私のように別の作業用のモニター画面が必要という場合に、もう1つ別のモニター画面を用意すれば十分という事です。
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以上、FXやトレードに必要となるマルチモニター(画面数)についてでした。
その他、FXやトレードを始めるにあたって心得ておく事をテーマにした記事が幾つかありますので、こちらも併せて参考にしてください。
>投資、トレードで成功するためにまずやるべき事、学ぶべきこと |
本講義の内容が、少しでも今後のあなたの資産運用のお力添えになれば幸いです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。