先日、ツイッターを介してゴールド(金)を対象とする「XAU/USD」の相場を予測すると共に、そのトレード経過を初公開しました。

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ゴールド(金)を対象とする「XAU/USD」のFXを始めました。

私はテクニカル分析において『あらゆる相場に共通して有効な分析基準の追及』を信条としているため、

『株式相場』『為替相場』『先物相場』『仮想通貨』

このような多用な相場を対象とするチャートの研究を平行して行いながら、そこに「共通点」を見つけ出し、今現在のテクニカル分析の基準を確立するに至っています。

私がテクニカル分析において『あらゆる相場に共通する分析基準』を追及している理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

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テクニカル分析の本質に基づく「本当に有効なトレードルール」の条件とは。

 
ただ、実際に「稼ぐ事」を目的にトレードを行っていく場合においては「ビットコインの証拠金取引(FX)」をメインに行っていました。

ビットコインの相場が最もテクニカル分析を有効に行える傾向にあり、また、トレードにおける取引コストをゼロにできる点などで、取引条件が最も「有利」だったからです。

ビットコインの相場において、テクニカル分析が極めて有効となる理由、取引手数料やスプレッドなどの取引コストを実質的に回避できる理由などは、以下の記事で詳しく解説しています。

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テクニカル分析による相場の予測が最も有効な「市場」とは。

ビットコインの相場が投機(トレード)において有利な理由。

 
相場の値動きは「ファンダメンタルズ」にも影響されるため、その影響が強い相場ほど、テクニカル分析の優位性は薄れてしまいます。

その点で、もともと、その「価値」や、その「基準」となるものが無いに等しい仮想通貨はファンダメンタルズが影響しにくく、その値動きは極めて高い確率で「テクニカル」の範疇に納まる傾向にあります。

現に私はツイッターを介してビットコインの値動きの変動範囲を予測し、その範囲内でトレードを行っていく「公開トレード」を継続的に行っていますが、2020年度の勝率は99%。

2021年度に至っては、9月現在の時点ですでに100回を超える公開トレードを行い「100%」という勝率を実現する事が出来てます。

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テクニカルトレードと統計心理学、管理人Yのトレード公開用ツイッター

2020年:勝ちトレード/102件 負けトレード/1件(勝率:99.02%)
2021年:勝ちトレード/101件 負けトレード/0件(勝率:100%)※9月時点

>Twitterによる公開トレードの勝率、パフォーマンス一覧

つまり、ビットコインの相場は、私がツイッターを介して値動きの範囲を予測した場合においては限りなく高い確率で、予測した範囲内で動く結果になっているという事です。

ツイッターへの投稿(ツイート)は、ブログに投稿していく記事などと異なり、その投稿日時や、投稿内容の修正、編集などは一切行えません。

そのため、相場の予測はトレードポイントの公開は全てリアルタイムに行ったものになっています。

ただ、これは「今から相場が上がる(下がる)」という予測を高確率で的中させているわけではなく「相場はこの範囲で変動する」という『相場の変動範囲』を予測し、その予測に基づくトレードの結果が上記のような勝率になっているという事です。

>私がツイッターを介した公開トレードで「常勝に近い勝率」を実現できている理由。

ただ、株式相場や為替相場では、さすがにここまでの確率は実現できません。

株式相場や為替相場は「ファンダメンタルズの影響下で動く相場」を避けられないからであり、そのような相場では、どうしてもテクニカル分析の有効性が薄れるからです。

ですが、ビットコインの相場のように「ファンダメンタルズの影響が薄い」という点で「金(ゴールド)」は、まさにその条件を満たしている相場の1つでした。
 

ファンダメンタルズの影響が薄い = テクニカル分析の有効性が高い

相場における値動きは「売買の強弱」で決まり、個々の投資家達、トレーダー達の売買の判断基準は、実質的に「ファンダメンタルズ」か「テクニカル」のどちらかに分類されます。

ファンダメンタルズは、投資対象となるものの「価値」や「将来性」の要因となるもので、突き詰めて言えば、世の中のあらゆる情報は全て、このファンダメンタルズに結び付けられると言ってもいいと思います。

対して、そのような「価値」や「将来性」の分析などを度外視して、相場の値動きそのものから、今後の売買の傾向、値動きの傾向を分析する事をテクニカル分析と呼ぶわけです。

その上で、投資や投機の対象となるものは、その「価値」や「将来性」を分析するためのファンダメンタルズの構成要因がハッキリしているものと、そうではないものがあります。

つまり、ファンダメンタルズ分析によって「価値」や「将来性」を分析しやすいものほど、その相場はファンダメンタルズの影響が強くなり、そうではないものほど、その影響は薄くなるということです。

そのような視点で、

『株』『為替』『ビットコイン』『金(ゴールド)』

これらを捉えた場合、株や為替の相場は、その株や為替の相場は、その株を発行している企業の財務状況や、通貨(法定通貨)を発行している国家の財政状況などに大きく影響されます。

ですが「ビットコイン」や「金(ゴールド)」などは、そもそもそれ自体を発行している組織や機関などが存在しません。

ビットコインにしても、金(ゴールド)にしても、それ自体は、ただ「在る」というだけで、それぞれの「価値」は、あくまでも需要と供給の推移によって決まっているのが実情です。

つまり、需要と供給の推移とそれに伴う売買の傾向こそが、現在の相場や今後の相場を決定付けていく傾向にあるため、これらの相場はまさにテクニカル分析の有効性が極めて高くなるわけです。

株や為替の相場も、突き詰めれば、そのレートは需要と供給で決まりますが、株の需要は、その株を発行している企業の業績などによって左右され、法定通貨の需要も、その国の財政状況に左右されます。

よって、株や為替の相場は、その需要に紐付けられる確固たる「要因」があるため、その「要因」の分析(=ファンダメンタルズ分析)が相場を予測していく有効な手立てとなっていきます。

業績、財政など、相場に明らかな影響を及ぼす要因が存在する株や為替の相場と比較して、ビットコインや金は、その価値や需要を分析できる確固たる要因がほぼ存在しないに等しいという事です。

テクニカル分析は、ファンダメンタルズの影響が薄いビットコインや金などの相場において「有利」というだけで、株や為替の相場で、その有効性が伴わないというわけではありません。

例え、ファンダメンタルズ分析に基づく形で株などの売買を決断したとしても、いざ、その注文画面などで、レートが勢いよく高騰していた場合や急下降していた場合など、

「早く買わなければ、もっと高騰してしまうのではないか。」
「もう少し、待っていれば、もっと安く買えるのではないか。」

と言った心理が働き、その心理によって、注文を躊躇するケース、注文を急ぐようなケースなどは、普通に考えられる事だと思います。

テクニカル分析は、そのような心理や、それによって前後する事になる行動を全体的な傾向として分析していく事に他なりません。

つまり、どんなにファンダメンタルズの影響が強い相場でも、テクニカル分析によって、売買の傾向や、それに伴う相場の動向を予測できる余地は大いにあるという事です。

「投機」の視点で見るビットコインと金(ゴールド)の比較。

相場の予測において、ファンダメンタルズの影響が薄く、テクニカル分析が有利という点では、ビットコインと金は、ほぼ同等の優位性があるものの「取引コスト」ではビットコインに優位性がありました。

ビットコインの証拠金取引(FX)であれば、取引手数料、スプレッドといった取引コストを回避できるものの、ゴールドの相場を対象とする証拠金取引(FX)ではスプレッドを避けられなかったからです。

よって、ツイッターを介して公開していくトレードは「勝率」を重視した上で、スキャルピングトレードなどの短期的な売買を交える形で行っていた事からも、取引コストが伴わないBTC-FXを対象にしていました。

ただ、BTC-FXを対象にツイッターを介して行ってきた「勝率を重視したトレード」は、以下のような実績の通り、その有効性はもう十分に実証できている状況にあります。

2020年:勝ちトレード/102件 負けトレード/1件(勝率:99.02%)
2021年:勝ちトレード/101件 負けトレード/0件(勝率:100%)※9月時点

2020年の1月時点のビットコインの現物レートは70万円台で、12月には300万円台、そこから2021年は700万円まで上昇後、再び300万円台まで落ちた後、再び500万円台を推移しています。

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BTC/JPY 2018-2021

この値動きを見てお分かり頂ける通り、私が99%以上の勝率を実現している2020年、2021年はビットコインの相場は、過去に前例のない高騰と急落が伴っています。

つまり、私が確立しているテクニカル分析と、それに基づくトレードルールは過去に前例のないような値動きも含めて「あらゆる相場の値動きに対して、十分に適応できている」という事です。

少なくとも「勝率を重視したトレードで限りなく常勝に近い勝率を実現できる事」は、十分に実証する事ができたため、今後は勝率ではなく「収益重視」のトレード実証を行っていく事にしました。

その上で、勝率よりも収益を重視する場合は、必ずしも短期的なトレードを行っていく必要はないため、取引コストをそこまで気にする必要もなくなります。

よって、収益重視の公開トレードは「金(XAU/USD)」の相場を予測していくと共に、そのトレードポイントを随時、ツイッターを介して公開していく事としました。

その初投稿が、先日9月9日に投稿した以下のツイートになります。

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2021年09月09日23時49分:ゴールド(XAU/USD)トレード結果

以下、9月9日のツイートを投稿した後の金相場(XAU/USD)の値動きと、それに伴うトレード結果です。

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9月9日23時49分に金相場は上昇する可能性が高いと予測した後、相場はツイート時点のレートをほぼ下回る事なく2時間ほどでツイート時点の1,787ドル台から1,799ドル台まで上昇していく形となっています。

トレードの経過としては、ツイート前に建てていた買いポジションをそのまま保持し、1,798ドル台で全ての買いポジションを解消すると共に、その旨を追ってツイートしています。

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金の相場を対象とするトレードは、海外の取引会社「XM」を利用したCFD取引を行っているため、損益明細における「取引時間」は時差6時間ほどの海外時間が表示されています。

この時のトレード数量は、

0.1ロット×5ポジション(計500XAU)※900万円相当のポジション

こちらの通り、資金100万円×レバレッジ9倍ほどの取引で運用資金に対してのリターン率は4.9%増のトレード結果でした。

約2時間ほどのトレードで、運用資金に対して4.9%増のリターンは、収益率としては上々のパフォーマンスではないかと思います。

金の相場を対象とする取引は、資金100万円に対して10~20倍ほどのレバレッジ倍率を前提とするポジション数量で行っていく予定です。

今後は金相場を対象とする公開トレードにも是非ご注目ください

金の相場は、歴史も古く、ビットコインの相場ほどではないにしても、為替相場などよりは、かなり大きな変動率を伴っています。

それこそ、ビットコインは、各国の法規制や環境問題などによって、今後はその存在そのものがどうなっていくか、不透明なところもありますが、金の相場はまずなくならないものだと思います。

そういう意味では「金の相場を対象に安定したパフォーマンスを継続できる」という事の実証は、かなり意義のある事だと思いますので、今後はこちらも是非、参考にしてください。

テクニカルトレードと統計心理学、管理人Yのトレード公開用ツイッター