インターネット上では『トレーダー』や『投資家』を「自称」しているような人がたくさんいます。

そもそも『トレーダー』や『投資家』は「職業?」という枠組みに入るのかも微妙なところですから、それを「自称」するのは自由かもしれません。

ですが、インターネット上で「トレーダー」や「投資家」を自称している人達の中には、実は投資やトレードを全く「やっていない」という人がいます。

また、投資やトレードをやってはいるものの、実は全く勝てていない、稼げていないにも関わらず「成功者」を装っているケースも少なくありません。

そんな方々が、このインターネット上では、投資やトレードについての考え方やノウハウなどをブログやSNSなどで発信しているわけです。

ただ、それをいざを目にしていく側の視点としては、

・実際には投資もトレードもやっていないような人
・やってはいるものの、全く勝てていない人(稼げていない人)

このような人達の話をあえて「聞きたい」とは思わないでしょうし、そのような人が発信している情報をアテにはしたくないはずです。

そこで今回は、インターネット上で見かける『投資家』『トレーダー』を自称する人達の「真偽(本物か偽物か)の見極め方」について言及してみたいと思います。

当の私も「投資関係の情報」を、このブログやSNS(ツイッター)などを介して発信していますから、そもそも私が本物か偽物かという段階で、この記事を読まれているかもしれません。

私としても自分の事を棚に上げるような形で今回のテーマを言及するつもりはありませんので、この記事の内容は「私が本物か偽物か」という視点も交えつつお読み頂いて結構です。

偽物トレーダーと本当に成功しているトレーダーの見分け方。

そもそもインターネット上で『投資家』『トレーダー』を自称しているような人達が、何故、ブログ、SNSなどを介して投資関係の情報を発信しているのかと言えば、その大半は「営利目的」です。

ごく一部、趣味に近い感覚でやっている人もいるかもしれませんが、9割は口座開設などのアフィリエイト広告で収入を得るためか「情報商材」や「投資ツール」などを販促するためと考えられます。

そういった「営利目的」を前提にブログやSNSで投資関係の情報を発信し、言わば「見込み客」となるような方との「接点」となる場を作っているわけです。

私がこのようなブログを運営している目的も、ここで挙げたものとは少し毛色が違うものの、その運営理由が「営利目的」である事は100%間違いありません。

ただ、その最終的な目的がどうであれ、訪問者にとって重要な事は「そこで提供されている情報が役立つものになっているかどうか」だと思います。

結局のところ、そのようなブログやSNSなどに対して、そこに訪れる訪問者が求めるものは「有益な情報」に他ならないからです。

そして、実際に提供された情報に対して、訪問者が高い満足感を覚えた際に「もっと、この人の話を聞いて勉強したい」と考えたとしても、それは何ら不自然な事でもありません。
そのようなプロセスを経ていった先々で、

「その人が推奨している取引会社を利用してみたい。」
「その人と同じノウハウを勉強してみたい。」
「その人と同じツールを利用してみたい。」

と思えば、その運営者側も1つの営利目的を達成できる事になり、それらが実際に「成功のきっかけ」になるなら、その人にとっても何ら悪い話ではないはずです。

ですが、そのような情報を発信している側が、実際には投資やトレードの経験が無い「素人」である場合や、実際は全く勝てていないトレーダーである場合、当然、そのような人に「有益な情報」を提供する事など「出来ない」と思います。

また、そのような人が推奨する取引会社や情報商材、トレードツールなども、それらの実用性や有効性云々ではなく「紹介報酬」のみを目当てに紹介しているものと考えられます。

それこそ高額な紹介報酬が設定されているだけの、あまり優位性の無い取引会社や、何の有効性も無い情報商材やトレードツールなどが紹介されている可能性が極めて高いという事です。

ですが、投資の世界は、何の知識も経験も無い状況では、そもそもの「情報の真偽(それが有益な情報なのかそうではないのか)」の判断が非常に難しいのが実情です。

完全に的外れな情報や理論でも「それらしく語られているもの」は、あたかもそれが「真実」のように思えてしまう事も珍しくありません。

つまり、その人が「本当に有益な情報を提供しているかどうか」が、右も左も分からない初心者には、そもそも判断が出来ない(判断しにくい)という事です。

▼ 多くの人が投資やトレードで負けてしまう理由

ここでお伝えした事は、まさに「投資の世界で多くの人が負けてしまう要因の1つ」に他ならないものだと思います。

あまりにも多くの「アテにならない情報」がインターネット上に溢れ過ぎているため、その真偽の判断もできないまま、多くの人は「正しい方向」へと進んでしまっているという事です。

結果として、決して「正しい」とは言えない情報や知識ばかりをアテにしてしまい、自らの「間違い」に気付かないまま、まさに「負けるべくして負ける行為」に及んでしまっているわけです。

この「多くの人がこの世界で負けてしまう理由」については、別途、以下のブログ記事でも、その複合的な要因を言及していますので、併せて参考にしてください。

>相場(投資、トレード)で損をする人、負ける人が多い理由

投資の知識と経験が無ければ情報の「真偽」の判断は困難。

よって、投資関連の情報や知識を収集していく際に最も確実な方法は、その「実績」や「実力」が間違いない形で裏付けられている人の話や、そのような人が発した情報を手にしていく事だと思います。

現にこれは私自身が右も左も分からなかった頃に徹底していた事で、その当時の私は世界的、歴史的に、その実力と実績が証明されている、有名な投資家、トレーダー達の著書をひたすら読み漁ってきました。

また、インターネット上から、投資関連の情報や知識を収集していく際も、やはり情報を発信している人の「実績」を重視してきたわけです。

ですが、インターネット上であれば「成功している」という事を言う(書く)ことは誰でも出来ますし、お金、残高明細、取引明細の画像なども、捏造しようと思えば幾らでも捏造する事が出来てしまいます。

よって、その「実力」や「実績」を疑いようのない形で確認できるとすれば、

・値動きの予測
・トレードポイントの公開

といった事をその人がリアルタイムな形で行い、それが見事に的中しているか、それによって実際にリターンを得ているかどうかだと思います。

少なくとも今はSNSなどを介して、そういった情報をリアルタイムな形で公開していく事は、何ら難しい事ではありません。

まして「投資関連の情報を発信するメディア」を運営しているのであれば、その実力や実績を証明する事が、この上無く有効な「アピール材料」になる事は明らかです。

つまり、そのような「トレーダー」を名乗る人が、そのような「実力と実績を証明するための行動(発信)」をSNSなどを介してやらない理由は『無い』わけです。

▼ 私がツイッターで「トレードポイント」を公開し続ける理由

例えば私は、以下のツイッターを介して「相場動向の予測」や「それに伴うトレードポイント」などを随時、リアルタイムな形で公開しています。

↓↓↓

テクニカルトレードと統計心理学、管理人Yのトレード公開用ツイッター

ツイッターへの投稿(ツイート)は、ブログなどに投稿していく記事などと違って、投稿日時や、投稿内容の修正、編集などは一切行えません。

つまり、このツイッターアカウントに投稿されている内容は全て「その日時にリアルタイムな形で投稿されたものに他ならない」という事です。

そして、その投稿内容の結果やパフォーマンスなどは全て、以下のブログ記事にまとめて、その「勝率」などを公開しています。

>Twitterによる公開トレードの勝率、パフォーマンス一覧

加えて、この「ツイッター」では私がツイートを投稿した際に私がどのようなツイートを投稿したかの「通知」が、私のフォロワーの方に届くようになっています。

よって、仮に私が都合の悪いツイートを削除したとしても、その事は、フォロワーの方にはバレバレになってしまうため、実際に私がそのような事をしていれば、

「私がブログに偽りの実績を公開している」

という事になり、私のツイッターもろとも炎上は免れません。

要するに、ツイッターに対して値動きの予測やトレードポイントを投稿し、それを「実績」として公開する行為は『実際に有効なノウハウを持ち合わせていなければ出来ない』という事です。

それでも「疑わしい」という場合は、それこそ私のツイッターをフォローして頂ければ「私が投稿する内容の全て」をリアルタイムで受け取れますので、後はご自身で存分に確かめてください。

・・・といった事も散々とツイッターで発言していますので、今や「監視目的」で、私のアカウントをフォローしている人もいるのではないかと思います。

ただ、実際のところSNSなどを介して値動きの予測やトレードポイントを大々的に公開し「実際に勝ち続けている事」を証明しているようなトレーダーは、そうはいません。

もちろん、世の中に「勝ち続けているトレーダー」はたくさんいるはずですが、そのようなトレーダーはトレードだけで生活をしているような、言わば「専業」の方です。

そのような専業トレーダーは、そもそも投資関連の情報を発信するためのメディアを作る必要もなければ、そのような事を行う必要もないわけです。

故に、実際にインターネット上で情報を発信しているような人の大半は「実は投資もトレードもやっていない人」か「実は投資やトレードでは稼げていない人」なのが実情だと思います。

つまり、本当に投資やトレードで成果を上げている人が、投資分野の情報を扱うブログやSNSを大々的に行っているケースは稀であり、この分野のメディアは「そのくらいの疑いの目で見なければならない」という事です。

▼ 私が専業のトレーダーにならない(なれない)理由

ちなみに私は投資(トレード)を本業にしているわけではなく、資産運用は、あくまでも「本業の傍ら」で行っています。

それこそ「ウェブマーケティング」や「ブログ等のコンテンツ作り」を本業にしている中で相場の世界に足を踏み入れていますので、この経歴がそもそも「異色」なのかもしれません。

ただ、相場の値動きを分析する際の地道な「研究」や「検証」を繰り返していくような作業は、本業の「マーケティング」とも通じる部分があり、これはむしろ私の得意分野でした。

ですが「相場」の世界においては、実際にその「答え」に近いものを導き出し、実際に稼げるようになるほど「特異な形で生じるストレスが大きくなる事」に気が付いたんです、、、。

その「ストレス」こそが、現状のこの「ブログ運営」などにも結び付いている部分がありますので、もし興味があれば、こちらも併せてご覧になってみてください。

>投資、トレードで稼げるようになるほど大きくなる精神的ストレスの考察

投資家、トレーダーの実力と実績は「疑いようのないもの」で判断する。

実情として、ネット上に出回っている投資分野の情報は、それを発信している人自体が、そこまでの裏付けなども無く、どこかで得た知識や情報を表面的な範囲で「横流し」にしている傾向にあります。

どこかに書いてあった情報をそれとなく自分の言葉に書き換え、それらしい形で公開しているようなものが非常に多いわけです。

そして、そのようなレベルの情報を扱っているブログやSNSの運営者は、実は投資もトレードもやっていない人や、それらでほとんど稼げていない人なのが実情です。

だからこそ、この分野の情報を収集し、取り入れていく際には、可能な限り、その情報を提供している人物の「疑いようのない実績」などを確認するようにしてください。

ただ口で言っているだけの実績は信用するべきではありませんし、残高画像や取引明細なども、実際は幾らでも捏造が可能なものでしかありません。

もちろん、疑いだせばキリがない部分でもありますが「本当に信頼できる情報を提供している人物か否か」は、やはり、それなりの「確証」を持てるもので判断するべきという事です。

▼「YouTube動画」の信憑性について

ちなみに「YouTube」に投稿されている動画も「勝てた時の動画だけを公開する」という形で、実はいかようにでも「勝てているフリ」が出来てしまうものでしかありません。

たびたび、自分がトレードを行っている様子を撮影しておけば、

・勝てた時の動画は公開する(ユーチューブにアップする)
・負けた時の動画は投稿しない(お蔵入りにする)

というやり方で「勝てているトレーダーを装う事」は、何ら難しい事ではないということです。

だからこそ、私はあえて、数あるSNSの中から、

・投稿時間、投稿内容の編集、修正ができない
・フォロワーには投稿内容の全てが通知される

といった「ごまかしようのない仕組み」になっているツイッターを選んで、トレードポイントなどを公開するようにしています。

本当に勝てる「本物のノウハウ」を有している私としては、むしろ、ツイッターのような「ごまかしようのない仕組み」の方が信憑性の高い信頼できる実績を公開できるため好都合だったわけです。

 
以上、本講義では『偽物トレーダーと本当に成功しているトレーダーの見分け方』について言及させて頂きました。

今回のテーマに関連する講義も他に幾つかございますので、併せて参考にして頂ければと思います。


>有効な投資系情報商材、トレードツールの見極め方。

>私が有効なトレードノウハウを第3者に教える理由

>私が行っているTwitterを介した「公開トレード」について


本講義の内容が、少しでも今後のあなたの資産運用のお力添えになれば幸いです。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。